キス釣りの最盛期は、集団で接岸してくる梅雨～秋にかけてです。
しかし、真冬の寒い時期にもキスを釣ることは可能です。
今回は、冬のキス釣り、しかもちょい投げで釣る方法を解説します。
冬のキス釣りは日中にするべき
いわゆる「越冬キス」をキスを釣る時間帯は、日中にするべきです。
冬の海水温は非常に冷たく、朝夕のマズメ時期はキスの活性は極端に落ちています。
海水温が上がる日中のほうが釣れやすくなります。
冬のキス釣りは場所選びが肝
浅場に接岸し、エサを探し回る最盛期と比べ、冬場のキス釣りは場所選びが非常に重要になってきます。
冬のキスは、基本的に海水温の安定しやすい深場へと移動しています。
・潮の流れがゆるやかな浅場のサーフ
・水深が１０ｍ以上ある場所
・海底がサーフとなっている漁港内
ちょい投げで届く範囲でキスのいる場所をみつけることが、肝です。
集団でいることが多いので、じっくりポイントを見つけていきましょう。
地域としては、黒潮（暖流）が流れ込む、太平洋側の関西以南がオススメ。
ちょい投げキス釣りの仕掛けはショートで６号針
ちょい投げでは短めの仕掛けを使用しましょう。
絡まったりするトラブルを減らすことができます。
市販でもちょい投げ用のショート仕掛けが多く売られています。
針のサイズが６号のものを選びましょう。
針サイズを小さくする方が、活性の低いキスにも有効。
市販のものは同じ号数でも大きさが違うので、小さいものを選ぼう！
ちょい投げでも最大の遠投をしよう
広範囲を探るために、ちょい投げでもできるだけ遠投を試みましょう。
・ロッドが耐えうる最大のオモリ（L字天秤がオススメ）
・PEライン0.6～1号程度
・力糸を使用
・フィンガープロテクターを利用（怪我の予防にも）
キス釣り極意についてはコチラの記事も参考にしてみてください⇒【徹底解説】キスをちょい投げで一年中釣る極意！冬でも初心者でも簡単に釣果アップ！
ちょい投げ遠投の秘策はコチラ⇒【釣果UP確実】力糸はキス釣りの必須アイテム！
冬キスの誘い方、サビキ方は超絶スローで
冬のキスは活性が低く、あまり早くサビくと反応できません。
ものすごくゆっくり、途中ストップもかけながら誘っていきます。
粘り勝ちしてやりましょう！
エサはイシゴカイを垂らし1ｃｍ以下で
冬のキス釣りでも餌はイシゴカイ、垂らしは短くしましょう。
キスの口は小さく、垂らしが長いとバレが多くなります。
全く反応がないときは待とう！
全く反応がないときは、エサの垂らしを長めにして、遠投したあと待ちましょう。
魚の反応をみて、ポイントを探していくことが必要になってきます。
特にかけ上がりでは長めにまってみましょう！
真冬のキス釣りまとめ
冬のキス釣りでは場所と時間帯が非常に重要になります。
最盛期のキス釣りと違い、手返しの多い釣りではありません。
反応の少ないときは、置き竿をして、のんびりしてみるのもいいと思います。
地域差は大きいですが、釣れにくい冬だからこそ、色々と試し、釣れた時の喜びは格別ですよ！
ぜひ、真冬のキス釣りにもチャレンジしてみてください！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
梅雨のキス釣りはコチラ⇒【爆釣】梅雨こそキス釣りに行くべき５つの理由と必要なもの～小雨の中で1人勝ち～
