川で簡単に釣れる
テナガエビ
アブラハヤ・タカハヤ
オイカワ・モロコ
釣り方や手軽な食べ方も知りたい!
釣りの楽しみといえば、釣るだけじゃなく、「食べる」こと!
今回は、川で釣った テナガエビ と アブラハヤ を素揚げにして味わってみました!
筆者は、川釣りでも食べられる(もしくは飼育できる)対象の釣りが大好きです!
タカハヤやオイカワ、モロコといった魚も、見わけもせずに食べてます(笑)
釣り方のポイントや、調理のコツも紹介します!
テナガエビの生態と釣れる時期・場所

生態

- ハサミが長いのが特徴の淡水エビ。
- 成体で体長5~10cmほど。
- 河川の中流~下流域に多く生息し、泥や砂底、石の隙間に潜む。
- 夜行性で、昼は障害物に隠れ、夕方から夜に活発に動く。
- 雑食性で、小さな虫、藻、落ち葉などを食べる。
釣りやすい場所
- 河川の護岸の石の隙間やテトラポッド周辺。
- 橋の下や流れのよどみ。
- 水深が浅くても石や障害物がある場所は○。
釣りやすい時期
- 5月~9月がシーズン。
- 特に梅雨時期から夏は活性が高い。
- 夕マズメは特にオススメ。
テナガエビの簡単な釣り方

道具
- 竿:延べ竿(1.5m〜3m程度) 短くて柔い竿ならなんでもOK!
- 筆者は筏チヌ竿なんかも流用してます!
- 仕掛け:テナガエビ専用仕掛け、もしくは小さいハリ+ガン玉オモリ
- エサ:赤虫、サシ虫、ミミズ、エビ用練りエサなど
筆者は紅さし虫をよくつかいます!
めちゃくちゃ釣れるし、余ったら野菜室で保管できます(笑)
釣り方のコツ
- 石の隙間や護岸の際にエサを落とす。
- アタリは「チョンチョン」と小さく竿先に出る。
- 焦らずよく待って、合わせる。
- 引き抜くときはゆっくり、水面で暴れるとバレやすいので注意。
アブラハヤ・タカハヤの生態と釣れる時期・場所

お友達が飼育中の子↑
ペットとしても可愛いですよね。
生態
- どちらも コイ科の小型魚。成魚で8〜15cmほど。
- 雑食性で、水生昆虫・小さな甲殻類・藻類など幅広く食べる。
- 群れで行動することが多く、一度釣れ出すと数釣りが楽しめる。
- オイカワやウグイに似るが、より小型で釣りやすい。
釣りやすい場所

- タカハヤ:山間部の川や渓流、岩のある深み、流れ込み。
- アブラハヤ:里川や用水路などの緩やかな流れ、岸際や水草の周辺。
- 共通して、石や水草など障害物の周りが好ポイント。
釣りやすい時期
- 春(4月頃)〜秋(10月頃)がシーズン。
- 夏場でも活性が高く、特に夕方や朝方に釣りやすい。
アブラハヤ・タカハヤの簡単な釣り方
道具
- 竿:延べ竿 1.5〜3m程度
- 仕掛け:小さいハリ(袖1〜3号、タナゴバリなど)、軽いオモリ
- エサ:サシ虫、赤虫、ミミズ、パンくず

ぶっちゃけ、↑のようなテナガエビの仕掛けで釣れます!一緒でOK!
釣り方のコツ
- 石の周りや岸際に仕掛けを落とす。
- 小さなアタリが多く、竿先に「プルプル」と出るので素早く合わせる!
- 群れをさがすことができれば、テンポよく数が釣れる。
子供や初心者でも釣りやすく、「川釣り入門魚」としておすすめ!
ハヤがすぐ釣れ、その後テナガエビ!

川に仕掛けを投入すると、すぐにピチピチ跳ねるアブラハヤ!
そして石の横に仕掛けを落とすと、簡単にテナガエビが釣れました。

どちらも川釣りでは定番のターゲット。
食材としても優秀で、釣れた瞬間から「これは食べたい!」と気持ちが高まります。
釣り方の結論:テナガエビの仕掛けを流用して、そのままハヤも釣っちゃおう!!
大事なことなのでもう一度言います!
テナガエビとハヤは同じ仕掛けで釣れます!!
テナガエビとハヤ、素揚げが1番シンプルでおいしい!

かんたんに、かつ美味しく調理といえば、やっぱり素揚げ。
かるーく小麦粉をまぶして、薄唐揚げもオススメ!
下処理のポイント ワタ抜きが大事!!
下処理のポイント
てながエビ:水もしくは塩でよく洗う。

時間があれば泥抜きをしておくと安心(筆者は適当です笑)
つまようじで、口からワタをとる!(これすると泥抜きもあんまりいらないかも!)

↑つまようじを口元につっこみ、

ほじると、こんな黒いのがでてきます!↑
アブラハヤたち:ぬめりを流水もしくは塩で落とす。

ウロコとワタ(内臓)をとる!


ハヤの内臓は苦いので、必ずとりましょう!
揚げ方の手順とコツ!
フライパンや小鍋に油を熱する(中火)

水分をよく拭いた魚やエビを投入



3〜5分、きつね色になるまで揚げる

熱々のうちに塩をふりかける

コツ:水分をしっかり取らないと油はねするので注意。二度揚げすると、骨や殻までサクサクになります。
テナガエビとハヤの素揚げ、実食レビュー!

てながエビ:殻ごと食べられて、香ばしさとサクサク感がクセになる。
頭の部分は旨みが凝縮されていておつまみに最高!

アブラハヤ:小魚らしい軽い苦味と香ばしさ。
塩だけのシンプルな味付けで、素朴ながらクセになる美味しさ。

どちらも揚げたてを頬張ると、川の恵みを丸ごといただく特別感があります(^^)
テナガエビ・タカハヤ・アブラハヤは食べるべし!

↑川釣りに行く途中、久しぶりにオニヤンマに出会えました!
川釣りの楽しみは「釣って食べる」まで体験すること。
テナガエビとアブラハヤは、下処理も簡単で、素揚げにするだけで驚くほど美味しくいただけます。
川で遊ぶときは、ぜひ「食べる楽しみ」までセットで味わってみてください。
釣った魚が、最高のごちそうになりますよ(^^)/
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